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VOICE No.126

皆様の声を県政に

春爛漫
 桜が咲く季節となりましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
日頃からのご支援に心から感謝申し上げます。
国民民主党も昨年の衆議院選挙において、7議席から4倍の28議席に大躍進を遂げさせていただきました。
「対決」より「解決」の姿勢で、暮らしが少しでも良くなるための政策実現に取り組んでいるところです。
「手取りを増やす」という選挙公約が実現し、要求した額には届きませんが所得税控除額「103万の壁」が引き上げられました。
政府与党が、過半数割れの状況では、野党と議論して政策決定するしかありません。
今後とも、皆様のご意見を聞きながら政策実現に取り組んでまいりたいと思いますので、ご指導、ご支援よろしくお願いします。


▲大須観音の節分で友人の赤鬼くんとツーショット。福が来ますように!

グローバルアリーナ『IGアリーナ』7月にグランドオープンします!

本年7月にグランドオープンを迎えるIGアリーナは、愛知・名古屋のシンボルとなる「世界トップレベルのグローバルアリーナ」としてスポーツ・エンターテインメント体験を創造し、そのインパクトを県内全域・国内全域に波及させます。
IGアリーナは、民間のノウハウを最大限活用しながら運営を進めます。
オープンに先立って、5月31日と6月1日に、「IGアリーナオープニングDAYs」を開催します。
オープニングDAYsでは、IGアリーナを体感していただくイベントなどを開催し、一足先に最先端スマートアリーナを体験できる特別な日として、入場無料で県民の皆様をはじめ、来場者をおもてなしします。
7月13日に大相撲名古屋場所でグランドオープンを迎えた後も、Bリーグ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のホームゲームを始め、12月の「フィギュアスケートグランプリファイナル」をはじめとしたスポーツイベントや、国内外のアーティストによるコンサート、さらには東京ガールズコレクションなど様々なイベントを開催し、オープニングイヤーを盛り上げてまいります。


▲名古屋市北区の名城公園内に建つグローバルアリーナ「IG アリーナ」

カスハラ防止条例 6月議会制定へ令和7年度ビッグプロジェクト前進

令和7年2月定例県議会(2月17日~3月24 日)では、一般会計2兆9,413億余円を含む4兆4,444億余円の令和7年度当初予算をはじめ、98 議案が上程され慎重な審議の結果、全ての議案を可決しました。
令和7年度当初予算については、大村秀章知事の4年間の政策集「あいち重点政策ファイル360 プラス1」と「あいちビジョン2030」に掲げた重要政策の方策を踏まえ、それを具現化する施策を13の柱(①「リニア大交流圏」の形成②産業首都あいち③農林水産業の振興④次代を創る教育・人づくり⑤安心と支え合いの福祉・社会づくり⑥安心できる医療体制の構築⑦誰もが活躍できる社会づくり⑧あいちのグローバル展開⑨選ばれる魅力的な地域づくり⑩安全・安心なあいち⑪環境首都あいちの推進⑫東三河の振興⑬地方分権・行財政改革の推進)に沿って編成されています。
愛知の成長・発展の推進力となる「ジブリパーク」や「STATION Ai」、さらには「IGアリーナ」との相乗効果を生み出しながら、日本の未来をつくるビッグプロジェクトをさらに大きく前進させ、愛知を勢い盛んに成長・発展させていく。
こうした思いを込めた『Make Aichi Great』予算により「日本一元気な愛知」「すべての人が輝く愛知」「日本一住みやすい愛知」「進化する愛知」を実現してまいります。
富田昭雄の一般質問に大村知事がカスハラの条例を6月議会制定に向けて取り組みたいと答弁しました。
条例の骨子案が決まり、県民向けにパブリックコメントを求めているところです。
今後は事業者や顧客にも啓発するポスターやステッカーも作成し、意識を醸成していきたいと考えています。

国際芸術祭「あいち2025」を開催!

 国際芸術祭「あいち2025」について、「灰と薔薇のあいまに」をテーマに、本年9月13日から11月30日までの79日間にわたり、愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館及び瀬戸市のまちなかで開催します。
《現代美術》国内外のアーティスト及びグループの作品を展示し、国際色豊かな現代美術を紹介。
愛知県美術館を含む愛知芸術文化センターや、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなかで広域に展開。《パフォーミングアーツ》国内外の先鋭的な演劇、ダンスなどの舞台芸術作品を上演。
《ラーニング》幅広い層を対象とした様々な「ラーニング・プログラム」を実施。
《連携事業》県内の芸術大学を始め、多様な主体との連携による事業を展開、参加アーティストによる短期間の巡回展示を県内4市町で開催。

第27回参議院議員選挙


愛知選挙区候補者には
水野 孝 一
●1976年10月27日生まれ
●名古屋市出身(静岡県生まれ)
●名古屋大学 経済学修士
●にっぽんど真ん中祭り実行委員会
 代表(社会活動)
●名古屋市教育委員会 委員
●公益財団法人にっぽんど真ん中祭り文化  財団 代表理事・専務理事

比例代表候補者には
田村 まみ
●1976年4月23日生まれ
●広島県出身(東京生まれ)
●同志社大学 神学部卒業
●(株)ジャスコ入社
●イオンリテール労働組合 中央執行委員
●UAゼンセン 政策委員会 委員
●前回参議院議員選挙比例区で 
 国民民主党公認で当選

世直し富吉コラム

社会問題を考える 道路の陥没が年間10,000件全国各地で発生!点検が必要

このところ全国各地の市街地の幹線道路や住宅地で道路陥没が発生し、メディアで大きく取り上げられることが続きました。
最近では埼玉県八潮市で起きた大規模な道路陥没事故が大きく報道されましたが、走行していたトラックが転落するほどの大きな穴が空きました。
これはおよそ地下10mにある下水道管に何らかの原因で穴が空き、そこに向かって土砂が流れ込み、その上に空洞ができたためです。現場周辺の地盤は地下水を含む砂地だったため、空洞が大きくなりやすくすり鉢状に広がってしまいました。
そして地盤の重さに耐えきれず、陥没に至ったと考えられます。
日本の地下には、下水道管だけでも地球11周分以上に相当する46万キロが埋まっています。そのうち老朽化したものは、全国に10万か所以上あると言われていますので、どこで陥没事故が起こっても不思議はありません。
このような道路陥没の原因となる空洞を事前に見つけることが事故を未然に防ぐために重要であり、そのための調査方法として電磁場レーダーを搭載した専用車による路面下空洞探査が行われています。
しかしこの方法では、地表から5メートルの深さまでの空洞は探知することはできますが、深くて大きな空洞ができると見つけるのが難しいといいます。この状況を打破するには、新たな技術の導入がカギとなります。
近年注目されているのが、ドローンやAIを活用したインフラ点検技術です。AIは過去のデータを分析して劣化の進行を予測します。事故が発生する前に適切な補修計画を立てることが可能になります。予算が限られています。効率よく進めなければなりません。

令和7年度 愛知県の予算のポイント

【歳入】
県税収入は、前年度から233億円増の1兆 3,140 億円。法人二税については、県内企業の業績予想などを踏まえて減収を見込む一方で、個人県民税は定額減税の終了による増収185億円のほか、個人所得の増加による増収が見込まれることから、定額減税の影響を除く県税全体としては、前年度と同水準を見込みます。

■先進的な技術等を持つスタートアップを活用してまちづくりを支援

様々な地域課題を迎える市町村と、先進技術やサービスを持つスタートアップ等とをマッチングするとともに事業化に向けた実証実験を行うことにより、市町村の町づくりを支援します。
コンサルタントと一緒に地域課題を整理し、市町村と提案のあったスタートアップ等と共同事業体を選定し、実証事件を実施し成果報告会を開催します。(建設委員会)

■女性の活躍促進/ペロブスカイト太陽電池普及拡大

女性の採用拡大や職域拡大、育成、管理職登用のほかワークライフバランスの推進や働きながら育児・介護ができる環境づくりなどの取組みを行っている企業等を「あいち女性輝きカンパニー」として認証します。br /> 従来のシリコン系太陽電池と比べて軽量で柔軟性に優れる、次世代型太陽電池のペロブスカイト太陽電池を、公共施設等をはじめ幅広く実証導入し、社会実装を目指す取り組みを支援します。(県民環境委員会)

■IG アリーナと魅力ある県立高等学校の整備

本年7月にIGアリーナがグランドオープンします。br /> 12月にISUグランプリファイナル国際フィギュアスケート競技大会を開催し、大会気運を醸成するとともに、他県からの観戦者に愛知の魅力をPRします。br /> 教育分野では、県立中高一貫校の整備など、中学生が学びたいと思える、時代の変化や多様な生徒のニーズを踏まえた魅力ある県立高等学校づくりを引き続き推進します。(教育・スポーツ委員会)

県税収入は、企業収益の減少による法人二税の減収を見込む一方で、定額減税の終了や個人所得の増加による個人県民税の増収が見込まれるが、人件費や扶助費などの義務的経費が増加することから、単年度の歳入だけで歳出を賄うことができず、多額の基金取崩しに依存する厳しい財政状況が継続しています。


■次世代産業を育成し、元気な愛知をめざして!

STATION Aiプロジェクトに基づきスタートアップの新たなアイデアとモノづくりの優れた技術との融合によるイノベーションを誘発し、本県産業の成長を拡大させる愛知県独自のエコシステムの形成を推進します。
また中小・小規模企業の企業力をアップするとともに「商業者等による地域貢献活動の推進に関する条例」を制定し大規模店舗と商店街などが協力して地域を元気にします。(経済労働委員会)

■介護現場における生産性向上への取組推進

「団塊の世代」がすべて75歳以上となる2025年。
介護サービスの更なる需要増が見込まれる中で介護人材不足は深刻化。
人材確保を進める一方、介護現場における生産性向上を推進する為、介護事業者に対してワンストップ型の支援を行う「介護生産性向上総合センター」を新たに設置。生産性向上を通じて、高まる需要へ対応できる体制づくりを推進します。(福祉医療委員会)

【歳出】
人件費は、給与改定や定年年齢引き上げの影響による退職手当の増加などにより大幅に増加。
また、医療・介護・子育てなどの扶助費は、2025 年にかけて団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となることに加え、子ども・子育て支援の強化などに伴い、大幅に増加しています。

■3月19日運転免許更新予約制始まる

愛知県警では予約制が始まるのに合わせて、県民にどのように広報宣伝しているのかとの委員からの問い掛けに際して、報道発表後はニュースや新聞でも取り上げられています。
更に県警察ホームページを改修し予約制度の概要や具体的手続やQ&A等を掲載しました。
今後は、更新はがきでの案内のほか、円滑な導入に努めるとの明快な回答がありました。(警察委員会)

■2025 年愛知万博 20周年記念事業を実施

愛知万博開催20周年を迎えるにあたり、愛知万博の理念と成果の再認識・継承を図り、愛知県の魅力を国内外に向けて発信することを目的として、20周年記念事業を実施します。
また、「魔女の谷」開園により、全5エリアが開園するジブリパークと連携して旅行者を迎え入れる雰囲気を醸成するとともに、県内の観光資源の魅力を広くアピールし、県内への宿泊や周遊観光の促進に取り組みます。(総務企画委員会)

■農林水産物の需要拡大とブランド力の強化

本県産農林水産物の需要拡大のためにも、ブランド力の強化を進め、農業分野の様々な課題に対応するための農業イノベーション創出を推進し、スマート農業の導入で農業生産力の向上を図ります。
また、水産業では、漁場や養殖場等の基盤整備の推進で漁業生産力の強化を図り、林業では、東三河地域の森林資源の新たな循環利用を促進するため、県産木材の利用促進に取組みます。(農林水産委員会)



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